【勝率54％】MACDシグナルクロス手法【プロ検証シリーズ】

プロが検証シリーズ、勝率54％と渋い結果になったMACDを使ったシンプルな手法です。

MACDのヒストグラムを無視して、MACDラインとシグナルラインのクロスのみに着目した手法です。

移動平均線クロス手法同様、極めて単純な手法なので、真似をしたい方はすぐにでもできます！

今回の検証期間は直近2週間で勝率54％、合計75PIPS獲得。

ちなみに私は、専業トレーダー歴10年で、5年間勝率85％をキープしています。
詳しいプロフィールはこちらから。

MACDシグナルクロス手法の検証結果

今回は下記の条件で検証を行いました。

検証結果は次の通りです。

【結果】MACDシグナルクロス手法
	全時間帯	ロンドン・ＮＹ限定
勝敗数	33勝28敗	16勝12敗
勝率	54％	57％
合計損益	+75pips	+60pips

• 2週間で75pips取れる手法は、言い換えると「(100万通貨の場合)2週間で75万円稼げる手法」ということ。
• 日給7.5万円です。(75万÷10日(土日除くトレード可能日))

エントリーポイントはこんな感じのポイントです。

⬇画像をクリックorタップで拡大⬇

※利益は最大限獲得できた場合、損切は検証ルール通り

エントリー数自体は多いので、ポジションを常時持っておきたい人には、「あり」な手法です。

次章では「具体的なエントリー方法」について詳しく解説します。

MACDシグナルクロス手法　具体的なエントリー方法

この章では、MACDシグナルクロス手法の具体的なエントリー方法について解説します。

エントリーの手順

LONG(買い)・SHORT(売り)エントリー両方のパターンについて、わかりやすく解説します。

MACDシグナルクロス手法の設定値

今回ヒストグラムを使用せずにあえて「MACDライン・シグナルライン」に絞って検証した理由は、シンプルで再現性が高いことが主な理由です。

今回のMACDの設定は次のとおりです。

特別ひねりもない、ごく一般的な設定で検証をしました。

ひとつ注意点があります。

今回使用した設定値が絶対というわけではありません。ご自身で検証される中で、「この設定でMACDシグナルクロスで勝てるんじゃない？」が発生するかもしれません。

なので、今回の検証をあくまでも参考にしてもらって、ご自身で「これだ！」という設定値を見つけてみてください。

次項では検証で採用した「利確・損切ルール」について、簡単に説明します。

利確・損切について

利確・損切りに関するルールは次のとおりです。

次章の「プロトレーダー+α勝率アップメソッド」では、この勝率50％少しの微妙な手法を10％以上勝率アップさせる方法について、余すことなくお伝えします。

MACDシグナルクロス手法　プロトレーダー+α勝率アップメソッド

この章では「プロトレーダーの独自ポイント」を加えて、手法の勝率アップを目指します。

「MACDシグナルクロス手法」だけでは、勝率50％少しと微妙な結果です。

ただし、次のポイントをエントリージャッジの１つに加えるだけで、勝率が10％以上跳ね上がります。

プロトレーダー+α勝率アップメソッド　ポイント

具体的には、次のポイントを加えるだけで勝率が10％以上、ほぼ確実に上がります。

• 移動平均線80EMAをエントリーフィルターに加える

実例を交えて具体的に解説します。

プロトレーダー+α勝率アップメソッド　最大限利益を伸ばす

プロトレーダー+α勝率アップメソッドを実践するとわかりますが、「80EMAのエントリーフィルター+MACDシグナルクロス」でエントリーすることで、利益をぐーんと伸ばせる箇所がかなりたくさんあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

「MACDシグナルクロス手法」自体は、勝率50％少しの、正直微妙な手法です。

しかしプロトレーダーメソッドを取り入れることで、「勝てる手法」に化けるポテンシャルを秘めています。

それではもう一度「MACDシグナルクロス手法」のポイントをおさらいします。